生活支援センターあゆみの施設理念は“人と人との心のつながりを大切にする”です。開設に先立ち、職員の中から選ばれた代表者が、たびたび話し合い、検討した結果、生まれたのが施設理念 「人と人との心のつながりを大切にする」事です。
これから立ち上げる介護施設を、職員だけでなく、ご利用者様、ご家族はもちろんのこと、地域の皆様やボランティアの皆様と、心を寄せ、知恵を寄せ、力を合わせて、創り上げていきたいという強い意志としての「人と人との心のつながりを大切にする」、という理念に至りました。そして、今、私たちは施設理念の「人と人との心のつながりを大切にする」を合言葉に、日々の介護支援を実施し、ご利用者様の「その人らしく暮らせる生活」の実現、「なじみの地域での暮らしの継続」の実現を目指しております。
人間の尊厳ある生活は、自由にその人らしく暮らせる事にあります。ご利用者やご家族を取り巻く環境が変化することにより、在宅での介護支援が困難になり、介護施設への入居を余儀なくされてしまいます。介護施設へ入居されるということは、ご利用者の自由な生活に制限が出来てしまい、今までの生活が大幅に変更になってしまいます。ご夫婦や親子、孫・ひ孫との実質の別れとなることは、家族のあり方そのものを変えてしまうことになります。生きてきた歴史を出来るだけ保てる生活に必要なことは、「なじみの地域でその人らくし暮らせる生活」であり、「自由がないところに人間の尊厳は保たれない」、との思いで、ご利用者がその人らしく生活できるように、日々の業務に取組んでいきたいと考えています。ご利用者とご家族、ご利用者と地域の人々、ご利用者と慣れ親しんだ生活など、ご利用者をつなぐ心の糸を私達がいつまでもつないでいけるよう、ご利用者やご家族の思いにそっと寄り添える存在であり続けたいと考えています。又、ご利用者と私達職員も心を通わせ、お互いに信頼し合える関係を作り、なじみの地域でその人らしく暮らせる生活の実現を目指していきたいと考えております。介護が必要になってもご自宅で生活を続けられる環境には、「第二の我が家」が必要であり、あゆみがご利用者様にとっての「第二の我が家」となれるようサポートしていきたいと考えています。我々の目指す「第二の我が家」には他にはない、にぎやかで楽しい「大家族」を目指し、ご利用者様の思いをつなぐ架け橋として、私達は施設の運営を行なっていきます。